父 入所迄の道のり
今日は、父の入所までの道のりを…。
昔ながらの亭主関白を絵に描いたような父。
「俺の言う事は、絶対!」と言う父。
果たして、施設入所に首を縦に振るのだろうか?
と不安がいっぱいで話を切り出しました。
父 「なぜお母さんは、見舞いに来ない!」
私 「お母さんも具合が悪くなり入院した。」
父 「お母さんはボケているから入院したんだ!」
私 「違うよ。お母さんはお父さんの硬膜下血腫入院やらで疲れたんやで」
父 「違う!あれ(母)は、ボケが進んだからだ!」
と、母のボケを連呼。で、ここから入所の話をする事に…
私 「お母さんも入院してしまい、私も今は実家に帰ることが出来ない。
お母さんも施設に入ってもらうんだけど、お父さんも実家での一人暮らしは
無理やろ?
いつまた一人で倒れるかもわからないし、倒れても一人で起き上がれない。
そんな状態でご飯も作られない。
一人娘の私が面倒を見なければならないのだけれど、私も今は無理やし、
お父さんが倒れても、私一人では助けてあげられない。
申し訳ないんだけど、老人がいっぱいいるアパート(サービス付き高齢者住宅)に
に住んで欲しい。」
と…。びくびくしながら父の反応を待っていました。
すると
父 「仕方がないなぁ」と一言。
母の時と同じく、ホットした気持ちと申し訳ない気持ちが混ざって、複雑でした。
父 「お母さんと一緒のところか?」
私 「違うで。」
父 「一緒のところにはならないのか?」
私 「空が無かったから別々のところ」
父 「仕方がないな」
と…。
父の入所は、年末に決まり、そこまでは手術をした病院に入院をしている事になりました。
父は、今まで何回か入院をしていますが母は毎日欠かさず顔を見せていたのに、今回は手術の日を境に全く顔を見せないことが寂しそうでした。
母が、父の顔を見に行かない理由・一緒の施設ではない理由は、別にあるのですが、それはまた後日の日記に書くことにします。
一人っ子の私に降りかかった突然の入所場所探し、介護申請と聞いたこともない手続き。この事も後日の日記に書くことにします。
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